朴烈義士記念館

• 「観光名所」・「聞慶自慢」・「朴烈義士記念館」

  朴烈は＇日帝＇という権力に対して強い抵抗精神を込めた詩の＜犬畜生＞を「青年朝鮮」雑誌に寄稿し、これを読んだ金子文子が染々と共感することで縁を結ぶことになる。以降、二人は韓国の留学生や日本人の思想家と共に黒濤会、不逞社などの思想団体を組織する一方、帝国主義の不当性と＇天皇制＇の悪辣さについて思想雑誌の「太い鮮人」、「現社会」などを発刊して痛烈に批判し、その過程で朴烈と金子文子は日王父子や支配階級を爆殺する計画を密かに進めていた。＇大逆事件＇で一斉にマスコミを騒がせた張本人であり、敵陣のど真ん中とも言える東京で日本帝国主義と天皇制に対抗して戦った人物であった。特に韓国人の青年と日本人の女性が共に活動を続けていたということは非常に異例である。
  朴烈の同伴者、金子文子はなぜ朝鮮人側に立ったのだろうか。朴烈義士記念館に訪れてそのストーリを観ればそうするしかなっかた彼女の状況がわかるはずだ。
  映画「朴烈」と彼の人生が書かれた本を読んでから朴烈義士記念館に来られたら朴烈と同伴者の金子文子の人生観を新たに接することが出来るかもしれない。

• 位置

  聞慶市麻城面セムコルギル44

• 博物館　観覧時間及び観覧案内(入場料無料)
  • 3月1日～10月31日:9時～18時
  • 11月1日～翌年2月末:9時～17時
• お問い合わせ

  054-572-3396 ~ 3397

• 展示館及び記念公園案内
  • 1階展示室：朴烈義士の一代記と金子文子の特別室で構成されています。
  • 2階展示室：朴烈義士の解放以後の行跡を展示し、映像室、牢屋及び模擬裁判体験場で構成されています。
  • 朴烈義士の生家地：慶尚北道記念物148号として朴烈義士が生まれた家の跡地です。
  • 朴烈義士記念公園：記念館周辺に公園が造成され、観覧客の休憩を提供しています。
• 金子文子のお墓が改葬されており、朴烈義士の記念碑が造成されています。