仙遊洞天ナドゥルギル
仙遊洞天ナドゥルギル
大耶山（931ｍ）を真ん中にした渓谷が美しい聞慶8景中の一つで。まだ広く知られてないのでとてもクリーンなところであり、渓谷の両側には森と渓流が見えない程、古い松の木が景色をもっと綺麗に演出してくれる。
李縡を追慕する後学達が1906年に建てた鶴泉亭がある。所々に石刻文字が刻まれているが、その中で崔致遠の書いた仙遊九曲が有名である。仙遊九曲は玉霞坮、靈槎石、活淸潭、洗心臺、觀瀾潭、濯淸臺、詠歸巖、鸞笙瀨、玉舃臺である。
岩にはっきりと刻まれた＇山高水長＇という文句はここの風景の良さを語っているようであり、巨大に積み重なった岩の間に流れる水は人の目を引く。
- 雲崗李康秊記念館
雲崗李康秊の抗日闘争の崇高な偉業を称えると共に子孫達への歴史教育の場を提供し、また観光聞慶への土台づくりのため2002年4月11日に開館された。
- 鶴泉亭
慶尚北道聞慶市加恩邑完章里の仙遊洞渓谷にある亭で正面3間、側面2間の八作屋根形式の建物である。李氏朝鮮後半の学者である陶庵李縡が後学を養成していた場所に地域の儒林達がその徳をたたえて建てた。
- 巫堂沼
最高水深が3ｍの巫堂沼は約100年前に水がめを運んでいた新妻が沼に溺れて死んだら儀式をやっていた巫女も溺れて死んだという名前の由来が伝わる。
- 龍湫
雌雄二匹の龍が天に昇った所という伝説を証明でもするかのように龍湫の両方にある巨大な花崗岩には二匹の龍が昇天した際に残されたという龍の鱗の跡が神秘的にも鮮明に残っている。
- 月影臺
龍湫から20分程登ると月影臺が現れる。月の上る夜は岩や谷に月光が映るということから月影臺と呼ばれるようになったという。