黃腸山

黃腸山は月岳山国立公園の東南端に位置している山であり、鵲城と封山標石がある。こんもり とした溪谷と岩稜に多くの登山客が足を運んでいる。李氏朝鮮の粛宗6年（1680年）に大美山（標高1、115ｍ）を中心としたこの一帯が封山に指定されたことから山名が由来しており、そのため黃腸封山という名前も持っているのである。封山とは宮殿・梓宮・船舶などに必要な木材を得るため適合な地域を選定して国が直接山林を管理することである。黃腸山は谷が深く原生林の保存が良好で美しい岩壁があるため周辺の文繡峰（標高：1、162ｍ）や道樂山の登山道が人気である。乃城川（洛東江の支流）の支流である錦川の上流部が山の南の斜面をうねって流れている。