石戰遊び

山北面書中里と山陽面縣里間に行われる石戰遊びはもはや高句麗時代に国の年中行事として行われていた。これは戦争に備える鍊武の意味を持つ戦闘的遊戲であり実践練習の遊戲でもあった。新羅には石投幢という石を投げる軍隊があり、高麗時代にも盛行していたが、特に高麗禑王は深い興味を持っていたと伝わる。また石戰を戦闘技術としても活用してたが、石投班と石投軍がそれである。李氏朝鮮の中宗5年、三浦の乱の時には安東と金海の石戰選手を募集し日本軍を撃破した。李氏朝鮮末期まで毎年の正月になると行われていた石戰遊びは日本植民地時代に入り禁じられ徐々になくなっていた。聞慶の石戰遊びは書中里と縣里の子供達が参加しており、書中里が勝利すると縣里にある梨を全部獲得でき、また縣里が勝利すると書中里にあるカラタチの実を全部獲得するというルールの下で行う。書中里と縣里の青少年達は秋夕を前後に二つの村の境である金川を介して小さい石を集めて集合する。合図がなると声を叫びながら相手に石をなげて戦闘を続ける。敵陣の標的になる物を奪うことで勝敗が決まる。韓国戦争を戦後に伝承が中断された。

• 住所
  • 聞慶市山北面書中里、山陽面縣里